不妊治療と仕事を両立するには?実際にできた人のリアルな工夫5選
不妊治療を始めてみたけれど、「想像以上に通院が多い」「仕事と両立するのがしんどい」と感じている方は少なくありません。
治療は排卵やホルモン値に合わせて突然予定が決まることが多く、急な早退や休みを取らざるを得ない場面も。そんなとき、職場への申し訳なさや、周囲との温度差に悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、実際に不妊治療と仕事を両立している人たちが実践している、リアルな工夫5つをご紹介します。
Contents
1. 信頼できる上司・同僚にだけ事情を伝える
すべてをオープンにする必要はありませんが、信頼できる上司やチームリーダーにだけ、最低限の事情を伝えることで、精神的な負担が軽くなることがあります。
「定期的に通院が必要なため、急に休む日があります」とだけ伝えてもOK。
病名や治療内容を詳しく説明する必要はありません。
事情を知ってもらうことで、スケジュールの融通や、チーム内でのサポートが得られる可能性が高まります。
2. 朝イチ・夕方の通院枠を活用
最近では、朝7時台や夜18時以降の診察を受け付けているクリニックも増えています。
「出勤前に通院→そのまま会社へ行く」という流れをルーティン化している方も多いです。
逆に、業務終了後に通院できる夕方枠を活用している人も。
時間をずらすことで、仕事への影響を最小限に抑えることができます。
3. 休みや在宅勤務は“あらかじめ”確保
採卵や移植の周期が決まったら、前もって有休や在宅勤務の予定を入れておくのがコツ。
とくに採卵当日や移植翌日は、体調が不安定になることも多いため、無理をせず、早めにスケジュールに組み込んでおきましょう。
在宅勤務が可能な職場であれば、通院翌日などをリモートに設定しておくだけで、身体的にも精神的にもかなりラクになります。
4. 夫婦でスケジュール共有&分担
「仕事も妊活も、全部自分が背負っている」
そう感じたときは、ぜひパートナーとスケジュールや気持ちを共有してみてください。
たとえば、精子提出や付き添いが必要な日は事前に共有し、パートナーにも勤務調整をしてもらう。
日々の体調や治療内容をLINEで共有しておくだけでも、孤独感が和らぎます。
「ふたりの妊活」として、負担を分かち合える関係を築くことが、両立の大きな支えになります。
5.「今日は無理かも」の自分を責めない
治療がうまくいかないとき、生理が来たとき、職場でため息をつかれたとき……心が折れそうになる瞬間は誰にでもあります。
そんなときは、「今日は無理だな」と自分に許可を出すことも大切です。
勇気を出して休むこと、泣くこと、誰かに話すことは、逃げではありません。
それは、あなた自身を守るための行動です。
まとめ|「完璧にやろう」と思わなくていい
不妊治療と仕事の両立は、想像以上にエネルギーが必要です。
でも、少しの工夫と、少しの“ゆるし”で、あなたの心と体はずっと軽くなるはず。
今日ご紹介した工夫の中から、「これならやってみたい」と思えることがひとつでもあれば、そこから始めてみてください。
自分に優しく、自分のペースで。
それが、両立を続けていくための第一歩になります。
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