「不妊治療をやめたい…」限界を感じたときに考えてほしい心の整理法
「不妊治療、もうやめたい…」
そう感じながら、毎日をなんとか乗り越えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、長年心理臨床の現場に関わってきたカウンセラーの視点から、「治療をやめたいほどつらい」気持ちとどう向き合えばよいかを解説します。
Contents
不妊治療がつらくなるのは自然なこと
不妊治療は心と体に大きな負担がかかります。
- 排卵誘発剤やホルモン治療による身体的副作用
- 通院や検査のスケジュールによる生活の制限
- 「結果が出ないこと」への焦りや不安
- 高額な医療費負担
- 夫婦の温度差や、周囲からの無意識なプレッシャー
このような複合的なストレスが、心身を少しずつすり減らしていきます。
「やめたい」と思うことは悪いことではありません
限界を感じるのは、あなたが真剣に取り組んできた証です。
「もう頑張れない」「つらい」と思うのは、心が発しているサイン。
その気持ちを否定せず、受け止めることが第一歩になります。
治療を続けるか、やめるかは“あなたが決めていい”
続けることも、立ち止まることも、どちらもあなたにとって必要な選択です。
大切なのは、誰かの意見ではなく、「あなたがどうしたいか」。
「やめたら後悔するかも」という不安もあるかもしれませんが、一度休むことで見える景色もあります。
つらいときにできる心のセルフケア
- 感情を書き出してみる(日記・メモ)
- 「考えない時間」を意識的につくる(散歩・深呼吸)
- 信頼できる人に話す(カウンセラーなど)
- 自分に優しい言葉をかける(セルフ・コンパッション)
「こんな気持ちになっても大丈夫」「よくがんばってるね」
自分自身を責めるのではなく、いたわることが、心の回復につながります。
まとめ|やめたい気持ちに、そっと寄り添って
不妊治療に向き合うことは、とても大きなエネルギーが必要です。
だからこそ、心が限界を感じたときは、「やめたい」と思うのも当然のこと。
大切なのは、その気持ちを見て見ぬふりをせずに、自分と向き合ってあげることです。
あなたの人生は、あなたが決めていい。
そして、どんな選択をしても、あなたの価値は変わりません。
必要なときは、専門家に話すことも、選択肢のひとつです。
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