【妊活・不妊治療のステップアップ】治療の進め方と“心が追いつかない”ときの対処法
「そろそろ治療をステップアップした方がいいのかな…」
不妊治療を続けていると、治療方針を見直すタイミングがやってきます。でも、身体の準備と同じくらい、心の準備も大切です。
この記事では、妊活におけるステップアップの基本と、心が疲れてしまったときのメンタルケアについて解説します。
Contents
この記事はこんな方におすすめ
- 妊活や不妊治療に疲れを感じている
- 治療を続けるか迷っているが、どう決めていいか分からない
- ステップアップしたい気持ちと、不安で踏み出せない思いがある
- 心のケアも大切にした妊活を考えたい
妊活の「ステップアップ」とは?
妊活のステップアップとは、自然妊娠から医療的なサポートへ移行すること。治療段階は主に以下の通りです:
- タイミング法(自然妊娠を目指す)
- 人工授精(AIH)
- 体外受精(IVF)や顕微授精(ICSI)
しかし、治療の段階が進むとともに、心が追いつかなくなることも少なくありません。
治療のステップと進め方の目安
タイミング法
- 排卵日を予測して性交渉を行う
- 半年〜1年が目安
人工授精(AIH)
- 排卵を誘発し、精子を子宮内に注入
- 妊娠率は1回あたり5〜10%程度
- 5〜6回行って結果が出なければ次の段階へ
体外受精・顕微授精
- 採卵、受精、胚移植という高度医療
- 身体的・精神的・経済的な負担も大きくなる
治療のステップアップは、医師の指導だけでなく「自分たちの気持ち」が整っているかどうかも大切な判断材料です。
心のステップアップも忘れずに
妊活や不妊治療では、次第に「気持ちが追いつかない」状態になることがあります。
心が疲れるサイン例
- 妊娠報告がつらい
- 何もしていない気がして不安になる
- 治療に振り回されて気持ちが落ち込む
メンタルを整える5つのヒント
- 気持ちにフタをしない(悲しい・怖いもOK)
- 他人と比べない(ゴールは人それぞれ)
- 「納得して進めるか」で判断
- 一時的に立ち止まる選択も尊重
- 心理カウンセリングを活用
治療が進んでも、心が置いていかれるとつらくなります。
気持ちのケアも妊活の大切な一部です。
ステップアップで迷ったときの考え方
考慮したいポイント
- 年齢やAMHなど医学的な指標
- 現在の治療で効果が出ているか
- 経済的な負担と今後の見通し
- パートナーとの気持ちの共有
「やらなきゃ」ではなく、「納得できるか」「心がついてきているか」を軸に決めて大丈夫です。
よくある質問(Q&A)
Q1:不安で治療を進められません。自分は弱い?
A:まったくそんなことはありません。不妊治療には誰でも不安を感じます。感じた気持ちを受け止めることが、次の一歩につながります。
Q2:パートナーと話し合えません
A:夫婦での温度差はよくあることです。カウンセリングなど第三者のサポートを取り入れると対話がスムーズになることも。
Q3:迷っている間に時間が過ぎていくのが怖い
A:「迷う時間」も必要な時間です。焦りすぎず、心の整理に使ってください。
まとめ:自分たちのペースを大切に
治療のステップアップは、医学的な判断だけでなく心の準備も必要です。
「一歩進む」ことだけが正解ではなく、「立ち止まる」ことも大切な選択肢です。
あなたらしい妊活のペースを大切にしてください。
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